チェコスロバキア（現チェコ共和国）製 Rudolf Jurniklによるデザインのグラスベース

産業革命以降、ガラス製造にも産業化の波が押し寄せた。

カットガラスに比べて早く製造できる金属の型でプレスするガラス加工が19世紀ごろより興り始め、チェコスロバキアにおいても1920年代頃より機能性と芸術的価値とを結びつけた高品質なガラス作品が製造されるようになっていった。

しかし第二次大戦期には国内のガラス産業が一度衰退するが、戦後チェコのガラス工場を再編・統合して1965年にSKLO UNION（ガラス連合）という単一の組織が結成される。そしてこのRudolf Jurniklをはじめとする才能あるデザイナーたちによって生み出された革新的なパターンと形状を特徴とする、息をのむようなガラス作品が、チェコ共和国のガラス工場で大量生産されていきました。

二つ並んだ写真、背の低い方がこちらの製品です