小譚顧耽 : Feb. 2025
- Dawner
- 3月15日
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長女の出産に際して、2月中旬~3月に入るまでの3週間ほど、長男と私、そして退院後の妻と長女の4人で私の実家へ3週間ほど滞在した。両親共に元気に孫と遊んでくれたり、何かとバタバタとする私たち夫婦のサポートをしてくれて本当に助かった。
実家に滞在している間は、私は主に長男の世話を担当して近所の公園などによく出かけた。私が幼いころに遊んだ家の近所の公園は、時代の流れもあって遊具など真新しく、景色はすっかりと変わっていた。懐かしさは無く、かといって寂しいという気持ちも湧かない。感傷なんて案外そんなものかと思ったが、少し足を伸ばして訪れた公園に、昔と変わらない(当時からくたびれていたが更にエイジングの進んだ)遊具が今だに健在していた。初めて見る遊具に少し戸惑う息子と懐かしさに興奮する私。遊び方は当時からよく分からないが、くぐったり登ったり、ちょっと高いところから飛び降りたりして。子供のころは夢中になって遊んでいた。
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古いものはやがて失われ世の中は常に更新されていく。感傷ではなく、ただ道理であろう。
だからこそ古いものの価値は努力して認めていきたいと思うし、新しいものの意義やその可能性もきちんと認められるようでありたい。

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