デンマークの家具デザイナー、Kaj Windingによるサイドボード

杢目美しいローズウッド材を贅沢に使用し、材特有の深い色味の中に真鍮金物がきらりと光る、存在感溢れる美しい作品です。

直線で構成されたシンプル＆モダンなデザインの中にも、扉淵に輪郭を持たせた個性的なフロイントデザインや角脚内側に設けたテーパード加工など細部まで意匠性に富んでおり、堂々とした佇まいやエレガントな装いをも感じられるようです。

直線で構成された、と言及しましたが、よくよく眺めてみると扉淵部のみ滑らかな曲面にて仕上げが施されており（細かな意匠に過ぎないのかもしれませんが）このデザインへの確かなこだわりが、彼の上品な作風を実現しているのだなと感じることが出来ました。

収納は３部屋に分かれており、棚板が３枚、抽斗が2杯格納されています。

3枚の棚板はそれぞれおよそ3㎝間隔で10段階の高さ調整が可能。また全て同じ規格のため自由にレイアウトをすることが出来ます。